そもそも、宗教は1つの民族(或いは部族)によって信仰される民族宗教が、1人1人の持つ信仰とは異なる、集団に共通して信仰される共通認識としての宗教の始まりである。
その段階での宗教は、他の民族には理解しきれない独自な思想や儀式を有している事が多いが、その中から他の民族にも理解しやすい普遍的な思想、現状からの救済、単純な規則(十戒、五行、五戒)、平等意識(神の下の平等、山川草木悉有仏性)などの特徴を持った宗教が現れ、やがて、他の民族にも伝播されて行き、複数の民族によって信仰されるようになった。
なお、これらの宗教は、通常、民族間を越えて移動する商人によって伝播したが、中には宗教者による宣教、伝道、或いは宗教者に帰依した人々によって引き起こされた戦争によって伝播された事もある。
新約聖書(しんやくせいしょ、ギリシア語:Καινή Διαθήκη、ラテン語:Novum Testamentum)は紀元1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の聖典。また、イスラム教でもその一部(福音書)が啓典とされている。『新約聖書』には27の書が含まれるが、それらはイエス・キリストの生涯とことば(福音と呼ばれる)、初代
教会の歴史(『使徒言行録』)、初代教会の指導者たちによって書かれた手紙(書簡)、黙示
文学(『ヨハネの黙示録』)からなっている。「旧約聖書」・「新約聖書」の「旧」「新」という言い方を避けるため、『旧約聖書』を「ヘブライ語聖書」、『新約聖書』を「ギリシア語聖書」と呼ぶこともある。